携帯特話
第五六話

題名
怖い物見たさ

投稿者
臆病者様



あれってなんでですかね?こわいものみたさってやつ・・
見たくないのに。
あれは十年前の、ある雨の降る夜です。
僕は寝室で寝ていましたら、いきなし背中を上から下へと指で、つつーっとなぞられ、びびーっと目が覚めたのです。
実に漫画じみててユーモアのある一瞬でしたが、背後に誰かいる!?確かにいる・・僕しか此処にいやしないのに。
ぞぞっ!と恐怖が背中を今度は下から上へと電流となって流れてその後、冷や汗がダラダラと冷たく背中を横に流れて行きます。
・・こえぇ・・誰だよ?誰なんだよ!こいつ!!・・・
言葉に出来ない戦慄がたがぶりながら一方では、しかし、奴の顔一発拝んでやろう!などと変に躍起になる自分がいました。・・・
しかし、やはり、おっかない・・・と、思いながらも体は勝手に後ろへ・・
好奇心が勝ってしまったらしく・・・
さぁ、次に動けば奴の顔が見れる・・そこでまた躊躇する自分・・・。
すると、黒い長い髪がそーっと僕の顔に覆い被さって来ました!・・・いっ!!・・・じーっ・・と僕を見る目は赤く充血してて、ニタニタ笑いながらそこに奴はいました・・・。
やっぱ、結果・・・恐怖には勝てませんでした。
臆病者の僕はそのまんま失神してしまいました。



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