不思議談
第七一話

題名
肝試しで

投稿者
タチK様



20年前のこと・・・
当時、大学生だった私は仲間10名程で、その頃有名だった幽霊屋敷へ肝試しに行こうということになって深夜0時過ぎに友人の車に4人、その他バイク、スクーターで分かれて出発しました。
その屋敷は、住んでいた町の記録にも残っている殺人事件のあった場所。
記録によると、屋敷で、○○女将全裸雪中殺人事件という事件があり、その後幽霊が出るとのことで、持ち主がお寺にその建物、敷地を寄贈したとのこと・・・
記録によると、その死体が発見された場所には、碑が建てられているとのことでした。
山の中・・・その家の小川も流れる広い敷地の周りは有刺鉄線が張り巡らされていて、周囲すべてに、卒塔婆が立てられていた。鍵がかけられた門には、お寺の紋のゆなものが描かれていた。
私達はその門の横の網の裂け目から中に入り、建物の周りを探査しました。
池があり、その中には朱塗りの祠があり、不気味な感じでした。
霊感のやや強い友人は、絶対に入らない・・と言って車中に居ました。
8人で中に入り、特になにも無かったよっと言い合い、私達はその家を後にしようとしたとき、車のライトが急に点かなくなってしまいました。
深夜の3時頃・・・仕方が無いので、バイクの連中を先に行かせて、とりあえず下の国道まで行こうとしたとき、普段馴れているはずのバイクの友人同士が軽く接触してしまいました。
大事には至らなかったものの、気をつけるように言い、皆で国道までとにかくおりました。
無灯火の為、国道沿いの店の前で車は夜が明けるのを待ちました。
バイクの連中は、気をつけるように言い先に帰して。
やっと明るくなり、ライトの必要が無くなってから、私を乗せた車は帰路についたのですが、もうあと20分で自宅っという時に、後ろの席にいた友人が、
『鈴の音がする・・・』っと言い出したのです。
運転していた友達にそのことを伝え、路肩で車を停車させてみました。
同乗していた、4人で耳を澄ませて聞いてみると・・・
確かに。チリン〜チリ〜ンっと聞こえる・・・
きっとなにか、憑いてきたのでは?皆がそう思った。
その瞬間、車のエンジンが全く停止してしまいました。
車はそのままレッカーされ、修理工場入りになってしまいました。
やっぱり、何か憑いてきたのでしょうか?・・・



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