不思議談
第六六話

題名
ドアが…

投稿者
形山様



あれは、もう20年位前の事です。
その日、近所の子どもを一日預かる事になっていました。
四歳ぐらいの子で名前はN君だった。
何でも入院中だった祖父が、今夜が山だと言う事で幼いN君だけ家で見ていてくれとの事で…で、家の玄関は横にスライドするタイプで古くガラガラと音がしてました。
玄関を開けるとすぐに障子戸がありそこにはすぐに居間があるという田舎の典型的な家でした。
夜九時ぐらいを廻った頃でした。
居間には家の祖父と祖母そして兄、自分、N君とでテレビをみていました。
その時、玄関がガラガラと静かに開いたのです。
皆が一斉に気が付きソバにいた自分が「はーい」と障子戸を開けると誰も居ません玄関は開いていました…
すぐに玄関から顔を出したのですがやはり誰も居ない…
なんだったんだ…と思い玄関を閉めました。
すると、電話が…病院のN君の祖父がたった今亡くなったとの報告でした。
最後に孫のN君に会いに来たんでしょうねぇ…



Copyright (C) 2001- ごんぺい All rights reserved
Since 01/04/11     Sorry Japanese only

次話へ進む

前へ戻る

トップへ戻る