第七夜
第六一話

題名
死神

投稿者
niw様



自分が小学生四年の時の話です。
その頃、自分の父方のお婆ちゃんの具合が悪く(肺ガンでした。)総合病院にて入院していました。
しかし、お見舞いに行くたびにお婆ちゃんは自分の母に、「真っ黒なカラスが部屋の中を飛んでいる」と言っていました。
そんなのが数ヶ月続くと回復の見込みが無くなり、最後は自宅療養となりました。
父の実家は元地主で山の中に家が三棟あるのですが、二棟は物置、廃屋になっています。
そこに、夜、家族全員でお婆ちゃんの家に行くと、不思議と、青白い流れ星が一つ落ちたのを覚えてます。
そして、真っ暗な夜よりも、もっと黒く暗い影がお婆ちゃん家に音も無く地面を滑るように入って行ったんです。
この時、すごく寒気がして嫌な、不快な感じでした。
そして、その日お婆ちゃんは亡くなりました。
生前、お婆ちゃんは自宅療養中にも
「カラスがついてきた」とか「黒い蝶が家に入ってきた」とよく言ってました。
黒い影は迎えに来たのでしょうか?
カラスや蝶は予兆なのでしょうか?



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