第七夜
第五九話

題名
きた

投稿者
穴掘り様



二年前、島根出張中におけるビジネスホテルでのこと。
秋深まる頃、雨の中での作業を終えてチェックイン。
びしょぬれで疲れきっていましたから、早くリラックスしたくてすぐにシャワー室に入りました。
ところが、ふと壁に目をやると目の高さよりも少し下あたりを30センチくらいのほそ〜い髪が、水平にふあ〜と移動。
疲れていたせいか、たいしておかしくも思わず、シャワーをシャーとかけて見るとス〜ッと消えてしまいました。
しかし、頭からシャワーを浴びるているさなか、背中がゾッとしたのと同時に思わず
「きた!」・・・長く感じていなかった感覚がよみがえった瞬間でした。
もう来ないのかと思っていたのに。



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