第七夜
第五五話

題名
携帯の写真

投稿者
ツェッペリン様



これは高校3年生の僕が中学1年生の夏休みの時に体験した話です。
この時、僕は眠れなくて一階の洋間であるホラー映画を一人で見ていました。
この映画でギャグのワンシーンの一部が面白くてそのワンシーンを見てた時、右目のはじっこに洋間に入るガラス張りの扉の下が見えるのですがそのガラス部分から、色の白い女が僕をじーっと見てました。
あれっ?っと思い、フッと右を見た時、女はいませんでした。
不思議な事に怖くはなかったので映画のギャグシーンを携帯のカメラで2枚撮った後、テレビを消し二階に上がって寝ました。
翌朝、夏休みの宿題を兄と一緒にやってた時、ふと昨日撮った写真を見るために携帯のデーターフォルダーを見た時、驚きました。
一枚は何てことのないワンシーンのやつなんですが、二枚目の写真は下に出演者たちが写っているんですがその出演者たちの上に女の睨みつける大きな顔が写っていたのです。
勿論一緒にいた兄にも見せました。
このまま保存しておくとやばいと思い消去しました。
その後、昼食を取り宿題の続きをやっている時、また携帯のデーターフォルダーが気になり見た時、ゾッとしました。
さっき消去したはずの写真が復活していたのです。
それを兄達に知らせた後、再度消去しました。
それからはもうその写真は復活することはなく、何ごとも無い平凡な生活を送っています。
でも、今考えるとあの女の顔はでかいのではなく、女の顔のアップなのかもしれません。
だとしたら、やつは僕の目の前に居たということです。



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