第七夜
第四六話

題名
初めての
金縛り

投稿者
無天老師様



私がまだ実家にいた二十歳代の話しです。
ある夏の日に、母方の田舎に墓参りをしに行き、帰りに父方にも墓参りをしに行った時、当時は元気だったおばあちゃんが畑から帰ってたと同時に我々も帰り際におばあちゃんと会い、
「おばあちゃんの元気な姿見れたから帰るね」と帰途につきした。
しかし、おばあちゃんは、その夜に夕食に起こそうとしたら、布団の乱れもなく、亡くなってたそうです。
その連絡を受け慌てて両親だけが駆け付けました。
それから約3ヶ月たったある夜、ふとおばあちゃんの事を思いだし、もう一度会いたいと、床に入った時に思いました。
それから何時間寝たのか、目が醒めると時間は夜中の2時頃をさしていました。
トイレでも行こうとしましたが、頭だけ動かす事しかできませんでした。
「あ〜、これが金縛りか」とその時点怖い感覚はなかったんですが、右側の窓を見ると、何と黒い影が見え、左側に誰かいるのかと、向きをかえましたが、何も居ません。
とっさにナムアミダブツと唱えましたが、今度は布団上にのしかかる重みがし、とっさに頭の中で布団に乗っている相手に首を絞める想像をした途端に金縛りは溶けました。
しかし、あれはおばあちゃんが会いに来ただけだったのかもしれません。



Copyright (C) 2001- ごんぺい All rights reserved
Since 01/04/11     Sorry Japanese only

次話へ進む

前へ戻る

トップへ戻る