第七夜
第三八話

題名
TVレポーター

投稿者
花鳥風月様



これは私がTVレポーターをしていたときの話です。
局では夏の定番になっている心霊特番を収録していたので、日本中の心霊スポットに足を運んでいました。
収録も終わりかけていたころです。私のアパートの大家さんが、私の部屋にやって来ました。
彼が言うには、隣の佐藤さんからクレームが来ているそうでした。
佐藤さんが言うには私がアパートに毎晩友達を集めて一晩中騒いでいるという話でした。
でも、私は毎晩、一人で寝ていたので間違いだと思っていました。
でも、その後も佐藤さんからのクレームが続き、私はおかしいと思い、心霊特番で知り合った霊媒師に話しました。
霊媒師は早速私のアパートにやって来ました。
彼は私に言いました。
「この部屋には霊がたくさんいます。多分収録場所からあなたについてやって来たのです。霊感の強い私はこれ以上ここにはいたくありません。でも、あなたには霊感がないので、何も問題ないでしょう。放置しておけば、霊も飽きて出ていきます。」
そう言って霊媒師は帰っていきました。
私は気味が悪かったので、その日はホテルに泊まりました。
次の日、仕事に行く前にアパートに寄ってみるとパトカーや救急車が集まっていました。
クレームを訴えていた隣の佐藤さんが亡くなったのです。
私のアパートに集まっていた霊たちが、隣に移っていたのです。
佐藤さんはたまたま霊感があり、一度に大量の霊を見てしまったので、ショックを受けてしまったのでしょうか。



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