第七夜
第三四話

題名
航空兵

投稿者
コバルトブルー様



昨年の夏、沖縄へ旅行に行ったときの話。
沖縄の夏を満喫するため、彼女と沖縄へ旅行に行った。
昼間、泳いだときの日焼けが、ヒリヒリして、なかなか眠れない。
それでも昼間の疲れで、うとうとしていると、真っ暗な浜辺で「おい!貴様」と声をかけられる夢をみた。
びっくりして、飛び上がったが、彼女は横で軽い寝息をたてていた。
翌日は、日に焼けないように観光地巡りをして、違うホテルに宿泊したが、なかなか寝付かれない。
何とか寝ようとしていると、足下に誰かが立っている。
普通、黒い陰とか、漠然としているものだと思ったが、そこには茶色い航空服と飛行帽、右の腕には日の丸が、はっきり見えた。
とても幽霊とは思えない。
その人物が、こちらに向かって、
「貴様、もう、生まれ変わったのか?」と、言った。
びっくりはしたが、不思議と怖いとは思わなかった。
むしろ、懐かしい感じがした。
沖縄の海と空はどこまでも青かった。



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