第七夜
第二十話

題名
執念

投稿者
ろざりー様



私の祖母は、マラソン大好き人間でした。毎年、近所の冬のマラソン大会を、それはそれは楽しみにしていました。 
しかし、ある年、マラソン大会を前にして祖母は心不全で亡くなってしまい、かわりに母が出場する事になりました。 
母も、マラソンが得意で、足が早いので五位に入賞しました。 
「お疲れ様!」 
と、走り終えた母のもとにかけよりました。 
すると、母が、
「ちょっとビデオカメラ見せて!?」 
「え?どうしたの?」
「いいから!!」 
顔色を変えてビデオカメラを見る母につられて、私もビデオカメラを見た時・・・ 
「そんなバカな・・・!?」
・・・死んだはずの祖母がずっと母と同じ速度、姿勢で母の隣で走っているのです。 
よっぽど・・・マラソン大会出たかったんでしょうね・・・。



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