第七夜
第十三話

題名

投稿者
M.Y様



10年ほど前に、看護婦をしていた友人に聞いた話を投稿します。
ある日、男女二人が交通事故で運ばれてきたそうです。
二人は婚約していて3ヶ月後には結婚式の予定もありました。
手術の結果、女性は命はとりとめましたが男性は助かりませんでした。女性が意識を取り戻した時には顔は包帯でぐるぐる巻きになっていました。
このとき、彼女の家族はあまりに女性が不憫で婚約者が亡くなったことを伝えることが出来ず、彼女には男性は別の病室で生きていると嘘をつきました。
ひとまず安心した彼女は自分の顔がどうしても気になって包帯を恐る恐る取って鏡を見てみるとあまりの顔の崩れように言葉を失ってしまいました。
その日の夜女性はナースステーションに行きました。
そして、こう言ったそうです。
「あなたの顔くれない?」 次の日の朝ナースステーションで顔の皮膚をメスで剥がれた死体が転がっていました。
そして、病院の裏手の山でその剥ぎ取った皮膚を自分の顔にぴったりとつけた女性が首を吊って亡くなっていたそうです。
その後、その病院では夜な夜な顔を包帯でぐるぐる巻きにした女性が男性を探して歩きまわっているそうです。 男性が死んだことも知らずに・・・



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