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●近所の怪談第七夜
全国よりご投稿頂いた恐怖体験談を掲載しています。
 

     
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怪談数  御 題    御投稿者様
0625 山荘 花鳥風月 様
ある若者のグループがキャンプ場に来たときの話です。
正、修、晴香、由梨絵の4人は同じ大学に通う友達同士で、夏休みにキャンプをするためにコテージを借りていました。彼らは管理人にあいさつをしました。
「今日、コテージを予約したものです。一晩お願いします。」
管理人は40代の白髪混じりのおじさんで、愛想よくコテージの鍵を渡し、何か用があったらいつでも来てくださいと言いました。
4人は予約したコテージに着くとみんなで早速BBQの準備をしたり、焚き火をつけたりして、夜を楽しむ準備をしました。夏休みの真っ只中で周りのコテージもたくさんの人があふれていました。時間がたち辺りが暗くなってくると4人はコテージの中に入り、寝る支度を始めました。由梨絵が寝る前にトイレに行きたいといって出て行きました。それから20分ほどが過ぎても由梨絵が帰ってこないので、3人はおかしいと思い、コテージから出ようとしたちょうどそのとき、晴香の携帯に由梨絵からメールが来ました。
「絶対にコテージの扉をあけちゃだめ」
メールにはこう書かれていました。3人は最初冗談だと思って、顔を見合わせ、扉を開けようとした瞬間、コテージの外から叫び声が聞こえました。3人は由梨絵に何かあったのだと思ったら、またメールが届きました。
「絶対に開けないで。私は大丈夫だから。」次の瞬間コテージのドアをドンドンと強くたたく音が聞こえました。そとからは
「開けて!助けて!」という男女の声が聞こえてきました。修が扉を開けようとすると、扉の外からドスンという大きな音が聞こえ、辺りが急に静かになりました。それから3人がいるコテージのドアに体当たりしてくるようなドンという音がして3人はあまりの怖さに気を失いました。
次の朝、パトカーのサイレンの音で3人は目を覚ましました。外を見ると、一緒に泊まっていた他の客が血だらけで倒れていました。更に向こうでは管理人のおじさんが警察に取り押さえられていました。実は管理人は殺人者に殺されていて、この殺人者が管理人になりすまし、他の客が寝静まったのを見計らって殺していたのです。晴香はすぐに携帯を取り出し、由梨絵に電話をしました。すると由梨絵の母親が電話に出てこういいました。「由梨絵は昨日から熱を出して、家で寝ていたけど、今朝大分落ち着いて今寝ているわよ。よほど怖い夢を見ていたようで一晩中うなされていたわ。」
では、昨日一緒にいた由梨絵は何者だったのでしょう。もし由梨絵からのメールがなければ彼ら3人も殺されていたのかもしれませんでした。
2009/07/
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