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●近所の怪談第七夜
全国よりご投稿頂いた恐怖体験談を掲載しています。
 

     
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怪談数  御 題    御投稿者様
0623 影法師 様
この話は、私が以前友人三人と夜釣りに行った時の話です。
その日は、連休も重なり釣り場にはいつも以上に人がおり竿が出しにくい状況でした。
そこで、穴場の場所に移動することになったのです。
その場所は、こじんまりとした港で知っている人しか知らない場所で、予想通り誰もいませんでした。
釣り始めてから三時間ほど経ったでしょうか。全く釣れず、
『ここはダメなんじゃないか?』という流れになり、移動することになったのです。
時刻は既に深夜と言っていい時間で、その港には街灯一つない港で真っ暗な中波がテトラポットに打ち寄せる音と高速を走る車の走行音しか聞こえてくる音はありませんでした。
私たちは、釣竿を納め駐車場へと向かう途中にソレはいたのです。
駐車場へは高速の下、つまり橋の下を通っていかなければならないのですが、何か違和感を覚えたのです。
最初は、白いモヤのようなものが橋の上のほうに漂っているようでした。
私の見間違いかと思い、友人の方を向くと二人とも固まって一か所を凝視しているのです。
そして、私が再び目を向けると、そのモヤのようなものは一か所に集まり、人のような形をしたかと思うと、ふっと消えてしまいました。
その日は流石に釣りをする気分ではなく、事故に気をつけながら帰宅しました。
後日、地元の方に伺ったところ、以前あそこの港、高速下に走っているパイプにロープをかけ、首つり自殺をした方がいるとのことでした。
2009/06/
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