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●近所の怪談第七夜
全国よりご投稿頂いた恐怖体験談を掲載しています。
 

     
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怪談数  御 題    御投稿者様
0611 後悔 陰陽師 様
あれは、今から15年前、前住んでいた古い市営アパートでの出来事です。
私は当時、高校3年生で、妹二人の世話をしていました。
そんな、春のある日・・
私が7歳の妹と遊んでいる時、今まで気づかなかったのがおかしいのですが、押入れの中に、一枚だけ御札があったのです。
「お姉ちゃん。あれ、なんだろう?」
「さぁ、なんだろうね。気味悪いから取っちゃえ」そして、私は、その御札を取ってしまったのです。
この行動を今考えると、ゾッとします。
私の母は、その2年ほど前から癌で、アパートの近くの病院で入院していたのですが、その御札を取った、当日の夜、突然、危篤状態になり、そのまま、帰らぬ人となってしまったのです。
しかし、それは、医師から、母はもう、何時死んでもおかしくないと言われていた死なので、あまり気にもとめず、ただただ、母の死に泣き崩れていました。
しかし、不幸は、これだけでは済みませんでした。
いいえ、これを機に、幕を上げたのです。
一ヶ月後、今度は15歳の妹が、事故に会い、右足を複雑骨折し、続いて、父が原因不明の高熱で入院し、更にには、7歳の妹までも高熱で父と同じ病院に入院。
これは、何かある・・
そう感じ始めた私は、あの御札を、もとの押入れに貼り付けようとしましたが、何故か、その御札が見つからず、仕方がないので、近所の神社から御札を新しく購入し、貼り付けようとしました、が、見えない力により、貼る事が出来ません。
もう、私達には、もうどうしょうもない事に、すでになっていたのです。
父と妹の高熱は、一向に収まる気配を見せないし、もう一人の妹の足も、一向に治らないどころか、どんどん、その患部が青くなっていくのです。
そして、その牙は私にも襲い掛かったのです。
私の胃に初期の癌が発見されたのです。もう、恐ろしくって恐ろしくって、そんまま、一家全員が滅びるんじゃないかと、思えた程です。
そして、私の手術の日が来ました。全身麻酔をかけられた私は夢の中で、おかしな事が起きました。
人がいるのです。それも、数人・・。
その人達は私を襲おうとしていました。
私は、逃げたいのに逃げられないで、必死に何故か
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい・・・」と、心の中で叫んでいました。
すると、突然、その人達が消えたのです。そして、私は間を覚ましました。手術が終わり、麻酔が解けたのです。
しかし、不思議な事に、退院後、高熱を出した二人は、嘘のように元気になりました。しかし、もう、一人の妹の足は治らぬまま・・・。
その1年後、私達は、その市営アパートを離れ、違う町に暮らすようになってからは、妹の足は、本当に嘘のようになくなりました。
しかし、この話はこれで終わったわけではないんです。
その後、その市営アパートは取り壊された時、驚愕したのは、その下の地面から、数体の死体が上がってきたのです!!史実によると、ここを収めていた地主が、ある時、何を思ったか、村人を惨殺したというのです。
その、死体を、その市営アパートの地面に埋めていた事を知らずに、その市営アパートを建てたという事なのです。今では、そこには、また新しい市営アパートが経っているそうです。
慰霊碑をたてればいいのに・・じゃなきゃ・・また・・・。
2004/08/
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