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●近所の怪談第七夜
全国よりご投稿頂いた恐怖体験談を掲載しています。
 

     
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怪談数  御 題    御投稿者様
0610 心の中は ハンモニア 様
笑ったり、泣いたり・・・表情は単純。でも、実際・・心の中身は全く異なった色彩に帯びているのかもしれませんね。
学生時代の仲間にH田さんという大人しく上品な娘がいました。
私の周りの仲間らは、良く言えば明るく社交的で覇気のある元気な奴らばっかでした。
まぁ、悪く言えば・・気が強く、言いたいことはズバズバ言ってしまう無神経な奴らでもありました。
H田さんは、あの大人しく上品な気性でよくうちらに付いて来てくれるなぁ・・常々思っていたのですが・・・。
ある時、その仲間ら全員と旅行に行った先でH田さんは突然、この世を去ったのです。
突然の死から、葬式が終り・・形見となってしまった、その旅行先で撮影した写真を見たんです。
みんな笑顔で、当然H田さんも笑顔・・のはずだったんですが、
「ねぇ・・・」
仲間の一人が、
「このH田さんの顔と、向いの鏡の中のH田さんの顔・・表情違わない?」
確かにカメラを正面にニコッと微笑むH田さんは何時もと変わらない表情。けど、その鏡の中のH田さんは唇を下に折り曲げ、憂鬱そうな重々しい眼差しを下に向け、顔色はやや青白く・・・明らかに不機嫌でした。不機嫌どころか深い深い悲しみ絶望、不安、戸惑い、孤独の色彩さえありありと移り出ているのです・・・。
霊媒師の方に聞くと、彼女は、大人しく上品な人。そのうえ、あまり感情を露にしない。
しかし、心の中には色んなマイナスなパワーが隠れていた様で、そのパワーが頂点にたし、彼女は亡くなった・・・というのです。
もし、それが本当なら、
何が彼女をそこまで追い詰めたのでしょうか?
身覚えながないとはいえないかもしれません・・・。
2008/09/
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