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●近所の怪談第六夜
全国よりご投稿頂いた恐怖体験談を掲載しています。
 

     
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怪談数  御 題    御投稿者様
0598 キャンプ ムーミン 様
今から十年ほど前の話です。
当時バスケットボールのチームを組んでいた私は、その友人達20名ほどで愛媛県の金●湖と言うダム湖のキャンプ場へキャンプをしに出掛けました。
テントを設営した場所はキャンプ場より1〜2キロ上流にあるトイレがポツンと立っている場所から川へ降りた場所でした。
私と友人Aは大人数のキャンプなので1日早く現地入りし、場所取りをしたのですが、その晩、周りのキャンパーが寝静まったのを確認してから2人で川へ風呂代わりの水浴びに出掛けました。
そこでAより早く川から上がった私は、タオルを肩にかけて川辺でAが上がるのを待っていました。
その時、不意にタオルを後ろから引っ張られたので驚いて振り替えると誰もおらず、周りを見渡しても木の枝もない場所なので引っ掛かったわけでもない。
もちろん無風状態でしたのでその場で起きた現象を理由づけるものは心霊現象しか思いあたらなかったので、恐怖心を圧し殺しながらAを呼び寄せ、2人でテントに戻りました。
次の日、キャンプの本体がくるので怪談話のネタができたと、2人して床につきました…さらなる恐怖が次の晩に起こるとは思わずに…。

キャンプ2日目、本体が到着し、賑やかなキャンプが始まりました。
ひとしきり遊んだあとはタープテントに集まって酒を飲みながら怪談話のスタートです。
人から聞いた話、自分で経験した話、都市伝説といろんな怪談話で盛り上がっていました。
そんな中、美容師のBちゃん(女性)が職業であった心霊体験を話しているときです。
私はテント横の山から降りてくる獣道から、ザックザックと人が降りてくるような足音を聞きました。
隣に座っていたCに
「足音聞こえん?」て聞いてみると
「怖い話ししてるときにアホなこと言ってみんなを怖がらすな!」と怒られてしまいました。
がその時、話しをしていたBちゃんが
「もう怖い話は止めよう、こんな話ししてたら呼ぶって言うし」と言い出し、
「もうみんなテントに入って寝よう」とまで言い出しました。
あまりの真剣な顔に押され、各自テントに戻って寝ました。
翌朝、川で顔を洗っている私の元にBちゃんが現れ、
「昨夜は怪談話を途中で止めてごめんなさい」と言うので
「気にしてないからえーよ!」と返したら、
「実は私見えるんです。昨夜ムーミンさんが足音が聞こえるって言ったとき、山から白い服を着た女が降りてきて、私達のタープテントの入り口から中を覗いてたので、ヤバイと思ってお開きするよーに提案しました。」って言ったのです。サラッと。
物凄く恐怖心が沸いてきたのは言うまでもありません。
2008/07/
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