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●近所の怪談第六夜
全国よりご投稿頂いた恐怖体験談を掲載しています。
 

     
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怪談数  御 題    御投稿者様
0588 美容室の怪 ももんが 様
何年か前に、まだ、自分がアシスタントをしていた二番目に務めた美容室で起きた出来事です。
その店は、まだ、スタッフが揃っておらず、アシスタントがまだ、自分一人でした。
深夜遅くまで、一人黙々と練習をしていたときです。
後ろにあるトイレの扉が、ボンボンと、開くか開かないかの様な音を立て、ゆれていました。最初、トイレの窓を開けっぱなしにしていたからであろうと思っていたのですが、練習を終え、帰る自分は最後の戸締りをしたのですが、トイレの窓は閉まっていました。
なんだか、悪寒が全身に走ったので、早々と店を後にしたかったのですが、その店舗は、出入り口付近に電気のスイッチボタンがあるわけではなく、出入り口からかなり、離れており、店の中の中心部に全てのスイッチボタンがあたので、入り口までは真っ暗なのです。
スイッチを消し、足早に出口へ向かった矢先、何者か大きな手のひらで肩を3回叩かれたのです・・・。ポンポンポンと。
恐怖の余り、声を失い、その日はかなりダッシュで帰路につきました。
翌日、店の営業中にお客さんからこんな話を聞いたんです。
「この店って、あそこに霊道が通ってるよ」
「!?」いきなりそんな事を言われてしまったので、かなり恐怖を覚えました。
お客さんが指をさした場所は、日ごろ遅くまで自分が練習をしている場所でした。その場所は、店の一番奥の場所で、普通は誰も使わない席でした・・・・。
「霊感あるんですか?」ととっさに聞いてしまった。
お客さんは深く頷かれました。
自分は夕べあった出来事を洗いざらい離しました。
(カラーリングだったので、付きっ切りだったので、かなりお話が聞けました)
なんでも、ここの店一帯の付近は、何軒か店が重なっているのだが、どの店にも幽霊話が存在するのだという。
詳しく聞くと、「ここの一帯から、神社にかけて霊道が通っているの。それで、このお店にはかなり濃く、霊道が被って居るの。
私、古くから近くに住んでいるんだけどね、この二階には大家さんがいるでしょう。その息子さんの影響がかなり出てるわね。」
「息子さん!?」
「彼は昔美容師になりたかったみたいなのよ。それで、ときたまこの店に下りてくるみたい。病気で亡くなられた方みたいね・・・。無念だったんでしょうね。まだ、若いわ。20代後半ってところかしらね。貴方に、頑張ってるね、お疲れさんだねって、言いたかったみたいよ」
「え!?」
そう言われて、背筋に冷たい物を感じた・・・・・。
お客さんは誰と会話しているのだろう・・・・。
聞いて見た。
「その方が話しかけてくるのよ。悪気は無いみたいだから許してあげてね」
と笑顔で言われたけど、正直もう、恐怖で辞めたかった。
その晩、練習はせずにとっとと帰り、すぐ、店を辞めた。
先輩などに聞くと、かなり美容室の恐怖話は存在するらしい。
その店はまだ、存在している・・・・・。
2008/06/
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