kinjono.com

●近所の怪談第六夜
全国よりご投稿頂いた恐怖体験談を掲載しています。
 

     
警告
このページへの直リンクは禁止しております。
必ずトップページの方にお願いします。



>>怪談メインへ戻る

>>六夜目メニューへ
怪談数  御 題    御投稿者様
0570 お化け屋敷 トベベ 様
学園祭のお化け屋敷なんてたかが知れている。ただ不気味な光景を作って、安く仕入れた小道具で脅かすものをこしらえて、シーツか白いカーテンでお化けの格好をして客を脅かす・・・まぁ、そんなもん。
高校2年の学園祭で親友のYがクラスのお化け屋敷の代表担当者になったので、俺のクラスは展示だから特別俺はやることないので付き合いでお化け屋敷に入ることにした。
「お前、絶対これなら怖がるぜ」
「たかがコンニャクにシーツじゃねぇか」
俺はどっちかといえばクールの無口野郎なので、本当に強がりでもなんでもなくたいしたことないとたかをくぐっていた。
「強がりだろうが、結局はさ」
と笑うY。
「かったりぃ」
といいながら、お化け屋敷内部に突入。
確かに背景やクーラーを聞かせたムードは感じがある。でも、結局はどれも人工物だと思えばなんも怖くない・・・(・・ん・・・?)
多分6歳ぐらいの丸坊主の子供が叢の背景の中から俺をじっと睨んでいる。
(ここ高校だろ?誰かの弟か?だめじゃねぇか・・これ学園祭だろ?部外者禁止じゃねぇ?)と思って前へ歩き出すと子供は俺を睨んだまま付いて来た!!(なんなんだよ!)
逃げて急いで出口に出た俺は後ろを振り向いた。子供はもういなくなった。
そこでYに、
「おいっ!!誰なんだよ!?」
「は?誰って」
「あの子供だよ。ここ高校だろ」
「・・子供って・・馬鹿かテメェ・・ここ高校だぜ」
「ああ、そうだよ。高校だよ・・あの子供が付いてきて大変だったんだからな!!」
「いるわけねぇだろ。子供なんて、なんならもう一度行ってこいよ」
と押され、もう一度入った時にはもう子供はどこにもいなかった・・・。
2008/02/
>>怪談メインへ戻る

>>六夜目メニューへ

>>次の話へ進む
kinjono.com©2000