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●近所の怪談第六夜
全国よりご投稿頂いた恐怖体験談を掲載しています。
 

     
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怪談数  御 題    御投稿者様
0569 ビデオ カカラット 様
久々に実家に戻って、押入の掃除してたら、10何年も前、友達何人かと肝試しした時にいたずら半分で撮影したビデオを発見。なんか、懐かしいなぁと思いビデオを見てみた。
「ん?」しかし、なかなかビデオデッキが作動しない。壊れてはいなさそうだし電気もちゃんと付く、しかし、肝心な映像が流れない。だから強引だがバンバンとビデオデッキを叩いたらようやく作動。
俺と友人五人は墓場を歩いている。・・・しかし・・よくよく見ると友人の一人Gの背後にいなかったはずの人物が彼に始終付いて歩いて最後、彼に付いて帰っていってしまった。こんなの以前見た覚えはない!なんなんだ!
Gは俺の一才年下の部活の後輩で、成績優秀でおとなしい男だったが、俺が高校入学を機に一人暮らしを始め地元とは疎遠になってた時期があって、後から引っ越ししたとか海外の学校にいったとか色々噂を聞く程度だった。何せGと親しいのは俺ともう一人ヤンキーのJだったがJは高校時代に暴走行為で逮捕されて以来海外にいって、それが以来帰ってるのか俺は知らなかった。
それから数日経ったある日、ガソリンスタンドで働くJに偶然会い、久々で時間をもらいGの事を聞いた。
・・あいつ、今、病院にいるんだよ・・・病院?怪我でもしたのか?・・・いいや、こっちの。・・・といって頭を指した。
俺が一人暮らしを始め、Jが暴走行為で逮捕されてからGには友達がいなくなった。それから彼は毎晩、幽霊だなんだかんだ言って不眠症になった。それが原因で両親は離婚。まぁ、元々仲のいい夫婦じゃなかったぽいが・・・。彼を引き取った父親も交通事故で亡くなり、母親は離婚後半年後に自殺してしまったらしい。
その後、生活しきれなくなって麻薬の売人をしたらしいけど、しまいには自分が麻薬の虜になった。それで病院送りになったというのだ。
「で、これ、あいつが病院で書いた。あいついわく自分に取り付く霊だそうだ」絶句した。それはあのビデオに写っていたあいつだった・・・。
2008/02/
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