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●近所の怪談第六夜
全国よりご投稿頂いた恐怖体験談を掲載しています。
 

     
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怪談数  御 題    御投稿者様
0559 謎の男 ベイビィ・ドール 様
残業帰りの午後11時、私は終電にギリギリで飛び乗りました。
車内には誰もいず、、いや、一人端に、黒いコートに黒い傘、黒い帽子、黒いスーツといった黒づくめの50歳前後の男が壁にもとれて席ががら空きにもかかわらず地べたにベタッとうずくまっているのです。
季節は2月で雪も降っていて、金曜日なので、服装としても違和感はありません。
酔っ払いかなぁと思いながら私は男とは反対側の席に座りました。
乗った駅は始発駅で私が降りるのは終着駅で、ここから約40分程です。
途中、数人乗っては降り、乗っては降りはしましたが、やはり二、三人程度の話です。
しかし、例の男は一向に動く気配がありません。
(死んでんじゃないよね・・まさか・・)などと考えましたが、まさか、それはあまりにも・・と思っていると眠気が出て少し仮眠を取りました。
「終点、××駅、××駅ぃ」と車内放送が流れ目が覚めた私は(いっ!?)と思いました。あの例の男が私の方をギョロっとした狂気の目で見ているのです!(へ・・変質者!?)さすがに怖くなりました。
終点に着き、私は急いで降りました・・
その例の男は列車が扉を閉め、車庫に入る時・・降りもしないでじーっと私をあの狂気の眼差しで見ているのです。ゾゾッとして、急いで駅員さんに
「はぁ・・大変です。今車庫に入った列車に変質者が乗ったままなんです!!」と私がいうと、
「あなたも会ったんですか・・・」
「は?」
「いやね、この季節にああして、終電に現れるんですよ」
「・・な、なんの話ですか?」・・・・
「あれはね、生身の人じゃないから安心してください」
何を基準は安心しろと・・
2007/11/
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