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二夜目
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怪談数  御 題    御投稿者様
0117 一人暮らし 猫飯 北海道様
大学卒業後、私は北海道から、東京へ一人出てきたのは1970年の春でした。
私は、やっと親元を離れられ開放感のある暮らしを楽しんでいました。
その一人暮らし最初の夏に異常は起こり始めました。
私は、それまで、その類は一切、信じない方でしたが、あの異常なる半月は忘れられません。
7月中旬の、ある蒸し暑い夜。私は寝ていると、隣の部屋でかすかですが人の話声が聞こえるのです。しかも、一人事。
「おかしな人もいるもんだなぁ。寂しいのかもねぇ。」と思っていましたが、翌朝、その隣の部屋は「空き」である事が判明しました。
「でもまぁ、違うところからだったのかもなぁ」と、その時は思ったのですが、それが、毎晩毎晩続くのです。
さらに、だんだん、声が大きくなっていくのです、一ヶ月単為で・・毎晩、毎晩。
そして、それは、冬まで続いたのです。
声はもう大きくて、他の住民の方々にも聞こえるのかと聞いたものの、誰も聞こえないのです。
まるで、私に言っているかのように。
けれど、大きな声にもなったにもかかわらず、モグモグとした発音でよく聞き取れないのです。
けれど、その内容を聞いて、漠然としました。
それは、1月の下旬の大雪の日でした。
私は、妙に眠れず、ウトウトしていました。すると、また毎日の恒例の『儀式』が始まり「あーまたかぁ」と思った瞬間・・
「お前なんか・・・死んじまえ・・!!」とはっきり聞き取れたのです。
もう、その時は背筋がゾッとしました。
しかも、私が壁に寄りかかっている事を知っているかのように、その壁のすぐ後ろに、奴はいたのです。
そして「☆→*○〓〓○&#<%☆」とわけの分からない呪文を唱えだしたのです。すると、体が金縛り状態になり、そのまま、意識を失ってしまいました。
翌日、私の調査以来で警察を方に、その部屋を捜索してもらったところ、一人の女ホームレスが隠れ住んでおり、彼女は、おかしな魔術や呪文、意味不明な言動を繰り返したといいます。
そして、時折「あたしゃ、呪われてんのよ!!」などと叫んでいたそうです。そして、彼女は後々、自殺をしたそうです。
一説では麻薬中毒だったとも、説によれば、呪縛説などがありましたが、私は真相など知りません。
2004/08/
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