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二夜目
●近所の不思議談
 第二夜
全国よりご投稿頂いた恐怖体験談を掲載しています。
 

     
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怪談数  御 題    御投稿者様
0111 呼ばれやすい男 アイム 様
友人Iは、なぜかしら曰く付きの家に呼ばれるようです。
高校を卒業したてで、一人暮らしをしたい彼は遊び仲間たちの家とは少し離れた場所でアパートを借りました。
そこは帆柱山の中腹に位置しており、裏の窓を開けると眼下には墓地が広がっておりました。
霊感が少し有る友人Tが「墓のまん前か?良くこんな所に住むの〜」と笑っていました。
皆で「ここで夕食を済まそう」という事になり、準備をすることになった私を残して、他の友人達は買出しに出かけました。
夏場だったので風を遠すために窓は全開、西日が少し傾いて綺麗な夕焼けの日差しが窓から差し込んで、部屋の中はオレンジ色に包まれていました。
暫くすると、背後に気配ではなく影が3つウロウロしています。
窓から差し込んだ夕日が、その影を私の足元まで伸ばしています。
てっきり、買い物から帰った友人達が、引越しをしたばかりだから荷物の整理をしているものだと、思い込んでいたのです。
が・・・それから30分位経って雑談をしながら友人達が戻って来ました。
「1回戻ってきた?」
「いや。誰も戻ってないよ」
「・・・・・」
「アイム!なんかやばい事有った?」
「大丈夫。影だけ・・・悪意は無いし・・・ただ、楽しそうに居っただけ・・・」
結局Iは、この部屋で夜を過ごせず、その後友人達の家に程近い所で古びたマンションを借りたのでした。
2008/08/
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